2013年9月30日月曜日

江戸東京博物館ミュージアムショップでの商品お取扱いが始まります。

あっという間に10月ですね。
でも、まだ、衣替えに悩む天気が
続いていて・・・。

あ、とすると、あと3か月で今年も
終了という恐ろしいことが起きる
のですね。ジーザスな感じです・・・。

さて、10月1日より両国は国技館の
お隣にある江戸東京博物館1階に
あるミュージアムショップで、商品の
お取扱いが始まります。
まずは、匂い袋と文香です。

江戸東京博物館用にオリジナルで
調香しております。江戸時代同様、
天然の香原料のみで創ってます。
合成香料やオイル類の現代の物は
一切入れておりません!キッパリ。

このあたりも、江戸に対するこだわり
です。

館内にも紹介があるのですが、
東都歳時記で取り上げられている
江戸時代の季節の風物詩から
毎月一つのテーマを選び、3か月に
一度、香りを変えていくという香りの
商品としてはかなりのチャレンジャー
なことをいたします。

もちろん、前の季節のがほしいという
のは、お店の方にご注文頂ければ
購入可能です。

10月から12月の冬は

10月 紅葉
11月 冬至
12月 午 
(12月は来年の干支・午年の香りです。)

以降、春は1~3月、夏4~6月、
秋7~9月となっております。
全て、江戸時代に使用されていた
旧暦である太陰暦で季節を区切って
考え方ですので、現代の太陽暦とは
約一か月ほどのズレが生じます。

その他、月香夜シリーズの
『月』『竹』『かぐや』が並んで
おります。こちらは比較的すっきり
した香りのシリーズですので、男性
の方や、すっきりした香りが基本的
にお好きという方にお勧めです。

江戸東京博物館1Fのミュージアム
ショップは、展示を見ずともお買い物
が出来るようになっております。
お近くにお出かけの際には、ぜひ、
香りもお試しくださいね。

もちろん、常設展もご覧ください。
私は、あの最初の橋の所で
テンションMax状態ですから。

好きなんですよね~、この博物館。
両国橋のジオラマの人々の顔を
双眼鏡で見るのとか、めちゃ楽しい
です。

江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

商品写真などがないのが、私な
ところで・・・。すみません。撮影
忘れてました。

それでは、明日からの10月、食欲の
秋、美味しい物食べて頑張ってまいり
ましょう~。
かぼちゃ大王には負けません!!!
(わかる方、スヌーピー好き!)

Music: ② - HAIRSPRAY PSYCHE

2013年9月28日土曜日

毎日文化センター受講生作品展『弐』

ようやく涼しくなってきたのはよい
のですが、服装に大変悩みます。

さて、昨年に続き、毎日文化センター
での講座受講生の作品展を今年も
開催いたします。

さらにパワーアップしている感じの
作品が並んでおります。

それぞれの方の香りをお試し頂くことは
もちろん可能なのですが、割れ物を使用
して展示をしている作品もございます。
陶器類にはお手を触れないよう、お願い
いたします。

季節や大地への思い、未来への思い、
心象風景や記憶を切り取っての作品、
新島八重の調香を再現など、様々です。

香りはアートです。決まりきったお作法を
楽しむのではなく、新しく何かを生み出す
表現の一つです。その表現方法が香り
あるというだけなのです。

生徒さんの作品写真です。


















今回、講師である今井も作品を展示
しております。
五街道雲助師匠の独演会で創っている
落語の噺の香り
小鳥の作品展用の小鳥の香り(文鳥、
セキセイ、コザクラオカメインコ、
キンカチョウ)
大阪の雑魚寝館さんのアオ鰻の香りです。

なかなかレアものなので、ぜひ、お手に
取って香りをお試しください。

竹橋近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り
ください。

*********************

毎日文化センター東京
和の香り創り受講生作品展
香りの歳時記『弐』

日時:2013年9月27日(金)~10月25日(金)
    午前10時~午後7時30分
土曜日午前10時~午後3時

場所:毎日文化センター東京 ロビー
     地下鉄東西線竹橋駅直結
           パレスサイドビル1F
※日曜・祝日はお休みですので、ご注意ください。

*********************

お問い合わせは以下、和の香りゆすら
(今井麻美子のサイトです)の問い合わせ
フォームよりお願いいたします。
http://www.yusura-kaori.net

2013年9月13日金曜日

まさかの!

今日、暑いですね。
ことりの作品展にお越しくださり、
そしてお買い上げくださった皆様、
作家の皆様、
京急百貨店上大岡店の皆様、
そして、そして、
ぽこの森の梅川さん、
本当にありがとうございました。

そして、来年も、またどうぞよろしく
お願いいたします。

また、東美会でのトークショーに
ご参加くださいました皆様、ありがとう
ございました。30分という時間内での
トークと調香、足りない部分もあった
かと思うのですが、お楽しみ頂けて
いたら何よりです。

まだまだ、和の香りで作る鳥さんの
香りは知られておりません。西洋の
香りとは違い、和の香りは何かに香りを
移して楽しむ間接的な香りの使い方を
いたします。ふんわりと漂う香りに、
お出かけ先で鳥さんを感じて頂けたらと
思っております。

そして、今回のでうさぎさんも鳥さんに
近いという個体があることが判明。
実は、最終日にうさぎさんの香りを創って
おります!同じく草食だからでしょうか。

そして、私、鳥さんの香りを専門にして
いる訳ではございません。
和の香りを創香しております。
22日には雲助師匠の雲助五拾三次も
ございます。
http://wanoka-sinkokyu.iza.ne.jp/blog/entry/3173094/

講座を持っている毎日文化センターの
生徒さんの作品展を27日から予定して
おり、ここで、落語の香りをことりの
香りを展示のみですがするかもとなって
おります。基本は生徒さんの作品展です
ので。
こちらの詳細は改めてお知らせいたします。

あと、納品を26日に予定しているものが
あるのですが、これは、納品次第、お知らせ
いたします。ぜひ、お出かけ頂きたいと
思うものですので!お楽しみに。

そして、まさかのイザ!のブログの終了。
う~ん、困った。次のブログをどうしようかと
思っておりまする。

と、なんだかとてもバラバラとした
内容のつぶやき的な感じで恐縮です。

9月も半ば、ですが、一度涼しくなりましたが、
どうもまだ、夏ですね。
皆様、体調にはどうぞお気をつけてください。

素敵な三連休を!

2013年9月1日日曜日

9月9・10日東美会でトークイベントいたします。

上大岡での小鳥の作品展
出展中ではありますが、
9月9日(月)、10日(火)、
池袋東武百貨店8階催事場
にて開催される東美会にて
30分ほどのトークショー
イベントに出演いたします。

和の香りについてのお話と
その場で簡単に匂い袋の
調香をいたします。

会場内にはとても、とても
素晴らしい逸品が並ぶそうで
そんな中でのトークなので、
恐縮至極でございます~。

平日の午前中の短い時間では
ありますが、和の香りについて
楽しんで頂ける時間にしたいと
思っております。

大体が笑いで終わってしまう
ことのないよう、注意したいと
思います(笑)。

お時間ございましたら、ぜひ
ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

東武百貨店池袋店
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/

零陵香のこと

以前、早稲田大学エクステンション
センターでの講座の際、受講生の方
より、ご質問を頂いたことなのです。

「ブログにアップしておきます!」と
言いつつも、かなりの月日が流れ・・・。
あまりに遅いアップで、恐縮です。

お待たせしてしまって、すみません。
ご覧になっていらっしゃることを
願うばかりです。

さて、タイトルにもある『零陵香』。
それは、まるでカレーのような、
なんだかスパイシーさ漂う香原料
です。感じ方によっては昆布のよう
にも感じます。駄菓子屋さんにある
箱に入ったお菓子ありましたよね、
ああいう感じっぽい香りもします。

強く香る部分がスパイシーで、裏に
あるのが昆布と思って頂くとわかり
やすいかもしれませんね。

女性から人気のある香原料かと
言ったら、どうでしょうか、多分、
割合で考えたら、この香りが大好き
という女性は少ないのでは、と思い
ます。
逆に男性で苦手という方、少ない
かと思います。

香りを通して見る男女差も、なかなか
面白いものなのです。

私自身はこの香りが強い調香で自分の
香りを創ることはないと思います。
もちろん使用していますよ。お線香
では結構な量で入れているものもあり
ますが、これが目立つことはありません。
そこは、調香の妙ですし、腕の見せ
どころかと。

さて、この『零陵香』という名前は
漢方薬での名前です。

では、和名では何になるのかと言います
と、モロコシ草だと考えられているよう
です。

ただ、日本に生えているものと実際に
漢方薬で使用されているものでは、
産地も違いますから、香りの強さも違う
と思います。

以前、塗香の講座の際、創るのを躊躇
された受講生の方が仰るには、

「初詣の際、お寺で塗香をつけさせ
れるのですが、帰りの車の中が唐揚げ
で充満してしまい、家族からも不評で。
だから、塗香は好きではないんです。」と。

「から揚げっぽい香りは、これでは
ないですか?」と伺い、零陵香を試して
頂いたところ、

「これです~!」と。

やはり(笑)。

そんな香りです。
スパイシーなんです。ほんとに。

それでは、この香りは使えないのか?
と言えば、そういうことではありま
せん。また、この日も、ご本人がイメージ
していた塗香とは全く違う香りに仕上げ、

「塗香にも色んな香りがあるんですね」と。

和の香りは、全体がボールのように丸く
バランスのある香りがよしなのです。
丸いからと言ってぼんやりはしてません。

ボールって、使えるのは、きちんと張って
ますよね。
つまり、締まるところは、締まっている
訳です。

そのバランスを崩さない状態で入って
いる分には、全然問題ないのです!

ゆすらのオリジナルの匂い袋にも少量
入っているものもありますし、↑でも
書きましたが、お線香などは、かなり
大胆に入れているものがあります。

本当にバランスなのです。

そんなスパイシーな香原料の香りを
試してみたいという方、ぜひ、講座に
ご参加なさってみてください。
また、オーダーメイドや出展中の際に
色々と出ている香りや、零陵香の香りを
試してみたいとお声かけ頂けたらと思い
ます。

和の香り創りは、本当に楽しく面白く、
そして、その香りに日本のよさを改めて
感じて頂けると思います。

幸せを運ぶ-小鳥の作品展- in 横浜

あまりにも暑い、熱い日が続いて
いた8月でした。まだ、今日も暑いし。

そんなこんなでアップすると言って
いたブログも、相変わらず放置となり。
書きたいことはあるのですよ、でも、
暑すぎで・・・、と言い訳をしてみます。

さて、9月はイベント続いております。
8月にはインコアイスで巷を騒がせた
神戸の『とりみカフェ ぽこの森』さん
プロデュースで、9月5日から関東初の
小鳥の作品展が開催されます。

大阪での開催同様、和の香りゆすら
出展いたします。セキセイインコ、
文鳥、オカメインコ、コザクラインコの
香りで、かわいい鳥さんチャームの
ついた匂い袋に、これまたご好評を頂い
ているその場であなたの鳥さんの香りを
調香するオーダーメイドをいたします。
こちらも、鳥さんチャーム付きの匂い袋
に仕上がります。

香水とは違い、直接身につけず、
間接的に香りを楽しむ和の香り。
優しくふんわり漂うのがポイントです!
サンプルもありますので、ぜひ、お試し
ください。

とりみカフェ ぽこの森
http://birdcafe.jp/

個人的には京急さんでの出展は2年振り
となります。お時間ございましたら、
ぜひぜひ、お立ち寄りください。

あの奈良美智さんのオブジェにも久し
ぶりに会えるな~!

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幸せを運ぶ-小鳥の作品展-in 横浜

期間:2013年9月5日(木)~10日(火)
     10時~20時(最終日は4時まで)
場所:京急百貨店上大岡店7階催事場
           京急上大岡駅直結
           横浜市営地下鉄上大岡駅直結
http://www.keikyu-depart.com/calendar/index.html#01

※以下日時は、講座及びイベント出演
のため、不在となります。
オーダーメイドが受けられない時間帯
となりますので、ご希望の方は、以下の
時間を外してお越し下さいますよう、
よろしくお願いいたします。

9月  6日(金)12:30~18:00
9月  9日(月)10:00~13:30
9月10日(火)10:00~13:30

9月22日雲助五拾三次は寿、香りは雲シリーズ全部!

香りを創らせて頂いている
雲助師匠の9月22日(日)
雲助五拾三次 -寿-
の公演お知らせです。

この日は、勝手に雲助祭りと
呼ばせて頂いております。
(詳しくは↓をお読み頂ければ)

そのため、噺の香りではなく、
雲助師匠の香り『雲』全アイテムを
販売いたします。
匂い袋、文香、お線香、そして、
掌につけて香りを楽しむ塗香です。

過去に販売した噺の香りも持参
いたしますので、お問い合わせ
ください。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
雲助五拾三次-寿-

開場:18:30 /開演 19:00
出演:五街道雲助「井戸の茶碗」他
料金:一階指定席¥3000(前売)¥3500(当日)

     二階自由席¥2500(当日のみ)
           学生¥2000(要学生証・当日のみ)

そして、そして、
ここからが雲助祭り的な所以の
追加お知らせです。

9/25(水)に五街道雲助師匠
初の自伝『雲助、悪名一
(税込1000円/白夜書房刊)の
先行発売&サイン本お渡し会が
この9月22日の雲助五拾三次
会場にて18:00から開催されます。

師匠の自伝本に、『雲』の文香を
挟んで栞としてのご使用。とっても
お勧めですよ!もちろん、他の
アイテムもお勧めです!

事前に購入出来る上に、師匠自らの
お手渡しとは!
18:30以降の開場後もサイン本の
先行発売自体はございますが、
売り切れ次第終了となるそうです。

※サイン会ではございません。

サイン本をご購入の方に、
雲助師匠が直接手渡しされます
お渡し会のみのご参加も大歓迎

です!とのことでした。

アマゾンでも予約受付中だそうです。

雲助五拾三及びサイン本先行発売
についての詳細お問い合わせは、
いたちやさんまでお願いいたします。
http://the-itachi-ya.com/?page_id=463

爽-船徳の香り 雲助五拾三次-両徳-

2013年7月19日(金)
雲助五拾三次 -両徳-
『船徳』

船徳の噺の詳細については、
検索してみてください。または、
ぜひ、落語の本などでお探し
くださいね!

さて、船徳の香り。
ダメダメな若旦那をメインにして
しまうと、グズグズな感じになって
しまいそうなので、ここは逆手に
取りまして。

一途な思いの若旦那と、江戸の
遊び場、初夏の川沿い、爽やかな
風が感じられる方向で考えてみる
としよう。

で、色々と思いを巡らせてみる訳
です。

江戸時代の隅田川両国橋近辺は、
遊び場として大変な賑わいを呈して
いた場所です。
(江戸東京博物館にジオラマ的なの
ありますよね。あれ、とっても
面白いんですよね~。)

今年の花火大会はゲリラ豪雨で
残念なことになりましたが、江戸
時代も花火の時は大変な人。
日頃から盛り場なので人は多い
場所だったようですが。

そんな、人、人、人の中、川から
の風が爽やかに感じられるふと
した一瞬があるのではないかな
と思うのです。

そんな風と若旦那の一途さ。
すっきりフレッシュさと瑞々しい
爽やかさ、これにほんのちょっと
だけの甘さ。

遠くからこんな香りが流れてきたら、
うだるような暑さも刹那的に忘れて
いるかもしれない。

『爽』

そんな香りです。

第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!

パレスサイドビル1Fの毎日文化センターの近くを歩いていると、何となく感じられるいい匂いの季節になりました。 今年も毎日文化センター和の香り講座の受講生による作品展が始まりました。 今回の参加者は2名ですが、それぞれの作品への思いが見えてきます。 作品展タイトルの「香進(こうしん)...