2013年11月13日水曜日

長二-雲助五拾三次 三公演連続『名人長二』

11月18日から三か月連続で
口演される『名人長二』。

最初に登場の香りは、先日の
ブログにも書いておりますが、
主人公の長二。
日夜、噺を流したままにして、
長二という人を考えてみました。

長二ったら、イケメンなんです
よね~(笑)。時代劇だったら、
昭和の俳優さんにやってもらい
たいですね。

あそこまで真の親子であること
を知りたいと思ったこだわりは、
なんだったのだろう、そして、
それは、どこにあったのだろう。

施し道楽をするほどの人への
優しさ、でも、突っぱねる。
自分の技のこだわりと自信、
などなど。

昔はこういう人が多かったの
かもしれませんね。本当は
さびしんぼですね、絶対に。
愛も深い。

でも、それを出せない。
うん、時代劇。

でも、どちらかと言えば、この
我慢大会的な感じは、武家社会な
感じかも。庶民はもっと自由な
感じもしたりする。

そして、心のうちの思いとの
裏腹故の悪態。

そんなこんなの長二のイメージが
膨らみまして、

長二 feat.さびしんぼう、

な感じになりました。噺の展開では
そんな感じはしないかもしれませんが。

なので、月極十番の頃からのを
含め、創香してきている様々な
噺の男性登場人物の香りの中でも、
一番甘い香りになりました。

もちろん『毒』の甘さとは違いま
すよ!そこには嘘がないから。

箪笥の中にしまい込んでた
さびしんぼうを出してきた感じ
でしょうか。指物師なだけに。

そんな香りとなっております。

日本橋劇場で、雲助師匠の香り
『雲』と合わせ、ぜひ、お手に
取ってお試しください。

皆様のお越し、心よりお待ちして
おります。

詳細はこちら

11/18雲助五拾三次は長二の香り
http://wanoka-sinkokyu.iza.ne.jp/blog/entry/3216902/ 

 
竹橋のパレスサイドビル1F、
毎日文化センターロビーで開催の
受講生作品展『弐』は、来週11月
22日までの展示です。 

2013年11月7日木曜日

11/18 雲助五拾三次は長二の香り

ここのところ、velvet underground
づいており。それを聞いていたら、
Survive Style 5+が見たくなり。
ひっさびさに見たりして。

さて、11月18日の雲助五拾三次。
12月24日、来年の1月15日までの
三公演連続で『名人長二』。わお!

時代物が基本、好きなので、この
お噺もたまらんですね。師匠のは
どれもたまらんのですが。

さて、香りの方はどうなるかと言い
ますと、

11月はもちろん長二。
12月は話中のある女性。
1月は同じく話中のかっこいい男性。

12月と1月は誰でしょ~。勝手に
妄想してください(笑)。

まだまだ、長二という人が定まり
きっていないとこがありまして、
また、今日も名人長二を聞くので
ありまする。

秋の夜長というか、秋なのか?な
秋だね、な夜の落語時間です。
心して聞いております。はい。

日本橋劇場で、ぜひ、お手に
取ってお試しください。
もちろん、師匠の香り『雲』と
干支の香りも新しいのが登場!
お楽しみに!!!

さてさて、明日の金曜日を乗り切る
べく、皆様、頑張っていきましょう~。

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雲助五拾三次

日時:11月18日(月) 19:00開演
場所:日本橋劇場

詳細はいたちやサイトにてご確認
ください。来年4月までの口演予定
もアップされております。
http://the-itachi-ya.com/?page_id=351

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2013年11月6日水曜日

午年 干支の香り

随分と間が空いてしまいました。
コンスタントに上げるつもり・・・
だったのですが・・・。

さて、私が創香している香りの中に、
江戸東京博物館に置いて頂いている
干支の香りシリーズがあります。

現在、江戸博では来年の干支、『午』が
既に販売中。江戸博オリジナルの
『紅葉』『冬至』と合わせ、香りをお手に
取って、ぜひ、お試しください。

干支の文香には御神籤とは違いますが、
メッセージがついてます。
そちらもお楽しみに!

この干支シリーズを創香する際、何を
テーマにしたのか。単純に考えても香りを
12種類創らねばなりません。
十二支ですから。

干支は年ごとに意味があります。それに
着目をいたしました。特に、昔の暦の
基本ともなっている陰陽五行からの
考え方に着目。

干支は12年で一回りですが、昔は時間も
刻んでいた訳です。一年に置き換えること
も可能。

『子』から『亥』までを12か月に置いて、
それぞれの干支のイメージをかためていき
ました。

来年の『午』は7番目の干支。
夏です。走ります。勢いがあります。
ただ、ただ、草原を駆け抜けるではなく、
それだと七月ではなくなってしまう感じが
するからです。草の勢いは五月かなって
思うので。

ただ、ここは人それぞれかと。
そうでなくてはいけないはない、と思い
ます。住んでいる場所の自然環境によって
感じることも様々です。自分が感じている
ことを、とても大事にしていくことが、
香りを創る上で、とても、とても大切なの
です。
「人がこう感じているから、私もそうして
おこう」は、香りを創る上では、まずは、
やめましょう!

そこからが始まりです。
ただ、これは私独特なところになります
ので、ご注意くださいませ~。

さて、夏の勢いとはなんだろうと考えて
みると。それは、打ち上げ花火なのです!

テーマを夏、季節の勢い、夜の花火とし、
夏の夜の爽やかさをイメージし、すっきり
とした中にも強い甘さのある香りに仕上げ
ています。

これを十二支全てに行っていきます。
十二支は円、と思って考えています。
『子』から始まり、円の一周のように
香りは繋がり、『亥』で終わる。
そして、また、最初から始まる。
『亥』から『子』の香りも切れていない
のがポイントです。

一つだけだと感じられないこと、という
のも感じて頂けるかなと思います。

『午』のお線香もありますので、
年女・年男の方々、縁起物として是非!
その他の方々も同じく縁起物として是非!
匂い袋はお部屋の香りとしても楽しめますよ。

香りを創る上でのポイントはまだまだ
あります。ご興味ある方は、ぜひ、講座に
ご参加くださいね~。
お待ちしております!

第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!

パレスサイドビル1Fの毎日文化センターの近くを歩いていると、何となく感じられるいい匂いの季節になりました。 今年も毎日文化センター和の香り講座の受講生による作品展が始まりました。 今回の参加者は2名ですが、それぞれの作品への思いが見えてきます。 作品展タイトルの「香進(こうしん)...