2016年9月12日月曜日

願入寺@大洗

本日2投目の投稿です~。

先日、茨城県の大洗にある願入寺という
原始真宗のお寺さんに伺ってきました。
http://www.oarai-info.jp/rekisi/history.htm

原始真宗とはなんぞや?と言いますと
釈尊~八高僧(七高僧に親鸞聖人を
加えます)~如信上人へと相承する
浄土真宗の法灯だそうです。

う~む、なるほど。
で、如信上人とはどなたかと言いますと、

親鸞聖人の初孫にあたるそうで、直接
教えを受けられた方でもあると。
ふむふむ。その方の直系の方がお守り
されているお寺が願入寺なのだそう
です。浄土真宗の中にも派が色々と
あり、真宗十派と呼ぶそうですね。
でも、願入寺は初期の真宗教団の
源流だるという格別の由緒から派に
属さない独立した浄土真宗の寺院に
なるそうです。

色んな宗派の中に派がありますが、
それぞれ様々な背景があるのだな
というのがよくわかります。

で、急に江戸時代に移りますが、
光圀公自刻の如信上人尊像(木造)
などもあり、黄門さま(水戸光圀公)
との関係が深かったのがよくわかり
ます。

だってお寺の山門には葵のご紋!!!
すごっ!水戸黄門のドラマは欠かさず
見ておりましたよ!











山門全体はこんな感じ。実際に
見ると、もっとどっしりとした重厚感の
ある門です。











山門脇の由緒書。













山門を抜けて正面に本堂があるの
ですが、その手前にある鐘のサイズ
半端ない!!!東日本一で最大、
全国でも5番に入るサイズだそうで、
確かにこんなのは見たことないぞ!
こうなると気になるのが音です。
一突き300円の喜捨。出す価値あり
ですので、行かれた方はぜひ!
音がまたなんとも言えずにいいの
です。
 
ご住職をはじめとし、皆さんで全国で
托鉢したりして造られたそうで、完成時
には銀座でお練りをしたそうです。


























鐘の音の余韻にしびれながら、正面の
本堂を見る。東日本大震災の影響で、
現在は中に入ることは出来ませんが、
外から拝見しただけでもかなり立派な
お堂だったのが偲ばれます。
以前の建物は幕末に天狗党に焼か
れてしまったという話を伺って、勝手に
幕末ドラマを頭の中で描いておりました。

現在、仮で仏様をお祀りしているお堂で
阿弥陀様にご挨拶をさせて頂き、その後、
ご住職から色々なお話を伺いました。
ありがとうございます。











今、こちらのお寺に伺うと、鈴虫隊が
美しい鳴き声でお迎えしてくれます。
人に馴れているので、人が通っても
全く鳴きやまず。ある意味ですごい。

頂いた15年物の梅干しのその深い味に
感動しつつ、お寺を後にしたのでした。

願入寺の皆様、大変お世話になりまして
ありがとうございました!!!

その後は大変美味しいものを頂きました!
願入寺の娘さんであり、尼さんである
松崎聖子さんのお手製鶏ハムに始まり、
茨城のお魚!うまうま~。お野菜などは
前日に息子さんと一緒に軽井沢まで
買い出しに行ってくださったという。
わわ!!ありがとうございます~。
ほんと、美味しかったです。ご馳走様
でした。

そも、松崎さんとはなぜ知り合ったかと
言えば、今年の向源がきっかけ。香りの
物販スペースの目の前のボードゲーム
他の物販スペースにいらしたんですが、
お宅訪問までしてしまうなんて!!!(笑)。

時間が足りなくて、資料館を見れて
なかったり、お庭の黄門さまのお手植えの
銀杏や水戸八景なども見れてないので、
なもんで、これは必ずリベンジせねば~。

鶏ハム用意しておいてください(笑)。

今回、ちんどんののまど舎さんの
いわきツアーに便乗する形でご一緒
させて頂き、色々と楽しい時間を過ご
させて頂きました。私は日帰りをしま
したが、お二人は翌日、いわき市の
イベントで演奏を。ちんどんであって
ちんどんでない新しいジャンルの音を
聞かせてくれるお二人です。

のまど舎
https://www.facebook.com/nomad.chindon/?fref=ts













そんなこんなで、9月は溝の口のアトリエ
にて制作や体験講座を頑張ってます~。
体験講座はぜひ、お気軽にお問い合わせ
くださいませ~。商品もご覧いただけます!

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